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松田博厩舎は先週の池江郎厩舎と同じDウッドをメインで調教を行っているが、対照的に速い時計を殆ど出さない。


6F85秒台とかザラだし、15-15に毛が生えた程度の全体時計が普通だ。


それだけに調教時計で能力を見極めるのが難しい厩舎だが、

「ラスト1F11秒台」

を叩き出した馬であれば、全体時計が遅くても分厚く狙い撃てる。



ちょうどいいからブエナビスタを例に取ると

ブログでも取り上げたアンライバルド・リーチザクラウンと対戦した超ハイレベル新馬戦の最終追いが

高田 6F86秒4-5F68秒9- ~中略~ 1F11秒6 [9] 馬なり

と抜群の瞬発力を披露していた。


比較対象として木曜にもチラっと触れたヴィクトリーの半弟タクティクスの新馬最終追いが

高田 6F83秒2-5F69秒0- ~中略~ 1F13秒6 [9] 叩き一杯

とラスト1Fはアップアップにも関わらず、1番人気も祭り上げられ5着に敗れた。


ブエナビスタと比べると6Fの時計は3秒以上速いが、ラスト1Fは逆に2秒も遅い。


さらに2頭とも高田が騎乗して馬場の9分所を回り、ブエナビスタは“馬なり”に対して、タクティクスは“叩き一杯”だからな。


松田博厩舎の調教スタイルを知っている人間であれば、容易に能力差を見極める事が可能だった。


それはともかく、ブエナビスタに限らず松田博厩舎で

「馬場の9分所を回って“馬なり”でラスト1F11秒台」

であれば、全体時計は無視して構わない。かなり高い確率で馬券になる。


逆に一杯に追ってラスト1F12秒台後半の馬や、タクティクスのように13秒台なんて馬は大幅割引だ。


瞬発力に欠けるジリ脚タイプか、能力そのものが足りない馬の可能性が高いからな。
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そんなワケで今宵のネタはかしわ記念のカネになる話で大きな反響があった、カネヒキリの不安話をもう少し詳しく教えてやろう。


結局レース後に骨折が判明して休養に入る事が発表されたが、ブログで懸念したとおり最終追いを「一杯」で追い切ったのには、その兆候があったのかも知れないな。


角居厩舎に限らず普段と明らかに異なる追い切り内容だった場合、それは何らかしらのアクシデントがあった危険信号だ。


逆に普段は一杯で追う厩舎が最終追いを軽めで流した時は、疑ってかかった方がいいぜ。


前に書いた黒船賞のフェラーリピサ(※詳しくは3/19・3/21をチェックだ)はその典型だったし、かしわ記念の本命馬エスポワールシチーを管理する安達厩舎は陣営からインサイダー情報で裏を取るまでもなく、調教内容でイル・イラないがハッキリ分かる厩舎だ。


例えばエスポワールシチー、バンブーエールと並ぶダート3枚看板の1頭であり、クイーン賞・TCK女王杯の本命馬ヤマトマリオンも、上記レースでは最終追いは持ったまま凄い時計を出していた。
しかし、4着に敗れた名古屋グランプリでは急遽出走が決まった背景もあって、中間は軽め調整のみだったからな。


あとこれは余談だが単勝万馬券で激走した東海Sの時も、ウチの時計班から『稽古の動きだけは半端じゃありません!』との報告があって、追い切り特注馬として取り上げていた。

そしたらレースでは並み居る牡馬の強豪を押さえて大波乱を演出しちまったし、この一件以降ウチの情報網の間では

『安達厩舎の好調教馬は黙って買い!』

と言う格言が生まれた(笑)
速い時計を出す厩舎となると俺が女房を質に入れてまで大勝負した、アプレザンレーヴを管理する池江郎厩舎がお薦めだ。


せっかくだからアプレザンレーヴを例に取ると


未勝利を勝った時の追い切り時計がDウッドで

助手 6F80秒9-5F65秒1 ~中略~ 1F12秒9 [9] 馬なり

で、結果は直線持ったまま3馬身差の大楽勝だった。


ちなみに上記の時計は、古馬オープン馬でも中々出せない破格の代物だ。


次いで3着に敗れた毎日杯の追い切りは、同じくDウッドで

助手 6F82秒4-5F66秒5 ~中略~ 1F13秒8 [9] 叩き一杯

で、併せた格下の僚馬に1馬身半遅れていた。



さらに青葉賞は

助手 6F82秒7-5F66秒1 ~中略~ 1F11秒7 [8] 叩き一杯

で併せた格下の僚馬には半馬身遅れたものの、ラスト1Fの時計を見ての通り毎日杯に比べて動きは格段に良化していた。


補足として青葉賞の1週前追い切りでは

助手 6F80秒0-5F64秒5- ~中略~ 1F11秒9 [8] 馬なり

と鬼のような時計を叩き出している。



ちなみに池江郎師の最高傑作ディープインパクトの皐月賞最終追いがDウッドで

武豊 6F80秒3-5F64秒6 ~中略~ 1F11秒7 [8] 馬なり

だから、追い切り時計だけならマジでディープインパクト級だ。



何を隠そう俺が女房を質に入れてまで大勝負した未勝利戦の時も、陣営からのインサイダー情報は言わずもがな、最終追いの時計が大きな決め手になった。


並みの未勝利馬ではコース幅が狭く速い時計の出にくいDウッドで、馬場の9分所を回って持ったままこの時計は到底出せないからな。


アプレザンレーヴに限らず池江郎厩舎はスパルタ調教で馬を強くするから、追い切りでも実戦顔負けの速い時計を出すのが特徴だ。


逆に全体時計が遅かったり1F13秒台と上がりを要していたら、割引が必要になる。


額面の時計だけでもある程度状態が把握できるから、覚えておいて損はないぜ。
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